昨日は夏休み特別企画?ということで、オープンデスクに来ている学生さんとスタッフを連れて、建築見学ツアーに出かけてきました。

ひとつ目はお隣所沢にある、所沢聖地霊園・礼拝堂(設計:池原義郎)。1973年に建築学会賞を受賞しています。以前ブログにも載せたことがありましたが、あらためてスタッフや若い学生さんにも見てもらいたく再訪しました。

いつ来ても素晴らしい空間、そして時間を経てより美しくなる建築の姿を目に焼き付けました。こうして見学に訪れることが、私の年齢と同じくらいの築年数を数えるこの建築を延命させることにつながれば良いなとも思います。




そして次に、狭山湖畔霊園管理休憩棟と、同じ敷地内にある狭山の森礼拝堂(ともに設計:中村拓志)へ。

こちらの構造設計は、先に日本構造デザイン賞を受賞したと書いた友人の与那嶺氏がArupの担当として構造を手がけています。中村拓志さんの設計も素晴らしく、他の友人などからも一度訪れるべきと力説され、見学したいとかねてから思っていた場所でした。

期待を裏切らず、本当に素晴らしい建築でした。空間はもちろんのこと、そこにかけられた膨大な手間や物づくりへの執念のようなものを感じ、構造計画なども壮絶な裏舞台を想像させるものでした。

建築関係者など、ご興味ある方は一度予約の上で見学されることをお勧めします。

【狭山湖畔霊園管理休憩棟】





【狭山の森礼拝堂】







最後におまけで、立川に寄り「立川まんがパーク」へ。

マンガを読みに行ったわけではなく笑、地域センターの一つのあり方として、またマンガを読む空間とはどういうものかというものに向き合った好施設だと思い見学しました(そして、ちょっとマンガも読みました笑)。学生さんには課題の参考にもなる気がします。


スタッフにとっても、たまには実務を離れて建築の楽しさ、素晴らしさという原点に触れる良い機会になったのではないでしょうか。皆さん、お疲れさまでした!