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sekimoto

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住まいの環境デザインアワード2019にて、「路地の家」で審査員特別賞を頂き、今日はその受賞シンポジウムがありました。

今回の審査員に共通した評価軸には「ひらく」があったように思います。実際の生活との折合いを考えると、あまりに開けっぴろげに開くのはどうかと思うかもしれませんが、けして建築家の独りよがりではなく、建主の強い意志や意識が背景に感じられる住宅ばかりでした。そしてそれは拙作「路地の家」も例外ではありません。

今回のアワードでは、上位入賞を逃したことがしばらく悔しかったのですが、今日の受賞シンポジウムでは上位受賞作の緻密さに感服しました。改めて光栄な賞を頂けたことに感謝致します。