
昨日のセンター試験の地理Bで、北欧発アニメの舞台を答えさせるという問題が出題されたということで、昨晩はおもに北欧つながりの友人らのSNS等で話題がもちきりだったのですが、今朝になって新聞記事にもなっていて二度びっくり。
「ムーミン どこに住んでいる?」という見出し。
いや設問は舞台を答えさせるということで、住んでいる場所を答えさせる問題ではなかったはずですが。
これは左側に示されたアニメ「ムーミン」と「ビッケ」を、それぞれの舞台となっている国の言語A(ノルウェー語)とB(フィンランド語)とをそれぞれ結ばせるというもの。

Livedoor NEWSより
「ムーミン=フィンランド」というのは常識だから、むしろ右側の言語のどちらがフィンランド語か?という点においてやや難しかったかもしれないと思いましたが、最初にスウェーデン語が示されていることから、地理の基礎知識と洞察力があれば、スウェーデンと隣り合わせのノルウェーはスウェーデン語とよく似ているはず、という点から拾えたとは思います。(むしろサービス問題?)
ただフタを開けてみると、「ムーミンってノルウェーじゃないの?」という点で間違えた学生も多かったようで(そこ?)、ムーミン公式アカウントが「もっと知ってもらえるようがんばります」との異例の声明を出すというそんなオチがついた。
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昨晩駆け巡った北欧在住者の意見(みんなスルドイ)でナルホドと思ったのは、
・スウェーデン語もフィンランドの公用語のひとつ
・ムーミン作者のトーベ・ヤンソンさんはむしろスウェーデン語系
とたんにカオスになりました笑
ちょっと無理ありましたかね。でも設問は、アニメの舞台はどこか?ということなので問題はないのでは?
・そもそもムーミンの舞台は、フィンランドじゃなくてムーミン谷
あらら…これはごもっとも!笑
確かにムーミンにはフィンランドには馴染みのない情景がたくさん出てきますものね。じゃあ私からもいいですか?
・ビッケにも触れてあげて
