日大2年生の建築構法の課題に、街の現場にアポ取って見学させてもらい、レポートを提出しなさいというのがあるそうです。ただこれが学生にとってはハードルが高く、時に何件も現場に断られるのだとか。
そりゃそうでしょう。現場監督も建て主から現場を預かる身、事故があってはいけないし、そもそも見せる義理もありません。
運良く許可をもらえても、授業のある平日に見学日を指定されたり、ろくすっぽ説明もしてもらえないケースも多いのだとか。ただこれも、現場の実情を考えればもっとものこと。
もっと、出題する大学側にも配慮が必要だと私は思うのですが!(もちろん小声でですよ。聞こえないようにね。ゴニョゴニョ…)
さて、我々のような非常勤講師はそんな学生達の駆け込み寺的存在。この日はGW中ですが、事務所にエスキース(設計指導)を受けに来た学生や、事前に申し出のあった学生らを引き連れ、ちょうど徒歩圏に上棟したばかりの現場に案内しました。
あの構法の教科書に載っている軸組の図解は、堅苦しくて私も今でも苦手なのですが、ナマの現場は興味と現実と真実に溢れています。あぁ、あの頃私も現場が見たかった。しかも設計者のナマ解説付きで。
そこの君たち、贅沢すぎるぞっ!
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