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sekimoto

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また新しいプロジェクトが流山市ではじまりました。

クライアントのHさんは自営業なのですが、おっしゃることが論理的でいつもスルドイ。そして相手の考えや行動を先読みする思考回路が私とよく似ているので、Hさんとの打合せは私はHさんの思考を先読みし、Hさんはそんな私の思考をさらに先読みし、という具合に打合せはいつもじりじりと詰め将棋のごとく進んでゆくのでした。

プランも陽当たりを考え、左右対称のふたつのプランを長い間悩んでおられましたが、街への開き方、道路からの見え方という視点から結局この案でいくことになりました。「西荻の家」などでも試行した、街の中でも完全に閉じず開かれた中庭スペースを設けるという試みを、ここでもより深化させて実現しています。

まだ基本設計なのに、どうしてそんなに語ることがあるんでしょう?というくらいにいつも話は尽きないのですが、「関本さん、この模型とかブログ載っちゃうんでしょ?」というので、これは”振り”と受け止め載っけちゃうことにします!