15. 03 / 20

建築知識4月号

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sekimoto

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> メディア


「建築知識4月号」(エクスナレッジ)が発売となりました。今号では先日川越で竣工した「FP」の現場を密着取材して頂いておりました。掲載の分量もかなりのものです。

それはおいおいご紹介するとして、今回の特集のタイトルです。

このエクスナレッジという会社、とにかくタイトルの付け方がエグいという話は以前書きました。「一生使える」とか「死んでも」だとか、まあ泥臭いのなんの。

もちろん”振り”ですよ?あたりまえじゃないですか。今回リオタデザインがかなりフューチャーされているわけですから、「あの世でも使える」とか「死んでも生き返る」だとか、それを越えるタイトルは欲しいところです。わくわくしますね。

で、結果


『現場写真で学ぶ実施図面の描き方』

普通っ!
あまりに普通のタイトルに吹きそうになりました。そうですかそうきましたか。狙っているのか天然なのか測りかねますが、さすが天下のエクスナレッジ、裏切らない会社です。

で中身です。
今回は建築知識編集部が誇る でこぼこ 名コンビ、西山&峯山(通称N&M's)コンビが編集を担当しています。今回はいくつかの設計事務所が描く実施図面にスポットを当てるということでしたが、結果的に現場取材も敢行することになり、毎週我々が現場に行くときは必ずコンビのどちらか(時に両方)が我々に同行して下さることになりました。

中でも女性編集者の峯山さんはまだ若くて、「ここはどうしてこうしているかわかる?」という具合に、彼女には自分のスタッフのように現場を教えたつもりでした。そんな峯山さんをベテラン西山さんがサポートする体制でしたが、西山さんが同行しないときの峯山さんの活き活きっぷりの話は、ここでは書かないことにします。

そんな密着取材状態のFPは、いつもとは少し違う現場となりました。思い入れも深いです。帰りにはいつも角のパン屋でお総菜パンを買い、「編集がんばって下さいね」という気持ちで渡していましたが、こちらはあとで請求書をお送りさせて頂きます。



我々の事務所もまだまだ未熟ですが、これまでの蓄積もそれなりにはあります。実施図面にもそんなノウハウを隅々に網羅しているつもりですが、今回は雑誌向けにずいぶんそれをオープンにして公開しています。ご興味ある方は是非手に取ってみて下さい。(うちの関係記事だけで30ページくらいあります)

ちなみに今回、リオタデザイン以外にも3事務所の図面や現場が紹介されていますが、正直言ってウチ以外は皆超大御所事務所です。そこにリオタデザインが肩並べている意味がわかりません。私のせいじゃありません。許して下さい。


そうそう、N&M'sさんとはプレカット工場も行きましたっけね。
その時の記事も載っています。タイトルはと・・えっと、どこかで見たことあるような?

リオタデザインブログ(15.1.29)

やられました!さすがエクスナレッジです。手段を選ばない。
この泥臭さを私も見習いたいと思います。

西山さん、峯山さんお疲れさまでした!
取材とても楽しかったです。