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今日は大学は休講日.ということで大学には行かなくていい日なんですが,関本クラスに休みはありません.実際我々の組は今年は年内に課題を提出しなくてはならず,うかうかしていると間に合わなくなる恐れも.エスキース指導を受けたい学生を募ったら4名ほどいたので,今日は朝から事務所でエスキース.
休講日なのに事務所まで足を運んだ学生はエライ!ということで特別サービス.彼らにはエスキース指導に加え,我が自邸OPENFLATの見学と,ついでに私の学生時代の課題まで見せてあげました.自邸は普段は見せられる状態にない?ので,今日見学できた学生はラッキーだと思います.
今週末には1件のオープンハウスもあり,そちらにもクラスの学生達に声をかけています.1年生ということもあり,彼らが最も苦労しているのはスケール感.まったく手が付けられずに困っている学生もたくさんいます.スケール感を養うには,実際の建築を見るのが一番!ということで,今週末も足を運んだエライ学生がいたとすれば,ご褒美の代わりにきっと得るモノは大きいだろうと思います.
皆さん,今日はお疲れさまでした!
過去にとあるアニメーション監督さんの住宅を設計させて頂いたことがあった.当時は小さかったうちの子も,今ではすっかりそのアニメのファンとなり,暇さえあればそのキャラをノートに描き写したり,想像上のキャラを考えたりしている.
今日は所用があってその方のお宅に立ち寄らせて頂くことになった.ひとしきり話を終えた後,おもむろに持ってきていた息子のノートの片隅にサインをして頂くことに.家づくりをしていたときはそんなこともお願いしにくかったのだけれど,そこは子を持つ親の図々しさ.そんな無理なお願いにも関わらず,快くペンを走らせて下さった.(ありがとうございました!)
学校から帰ってきた息子に渡すと,飛び上がって喜んでいた.ヨカッタヨカッタ!ちなみに何のアニメかは,上のイラストが何だかわかる人にはもうおわかりですよね?
今日は午前のプレゼンを終えたあと、家族と某所に骨休みに来ています。
なんだか久しぶりに休みをもらった気がして、いつになく羽を伸ばしていますが、しかしやっぱりと言うべきか、どこに行ってもやっぱり建築のことばかり。ホテルの設えから照明計画、空間演出など、次の計画にどう活かそうかと常に考えている自分がいます。
旅先くらい仕事のことは忘れて、とお叱りを受けそうですが。でも同業の建築家ならわかると思いますが、建築というのは仕事ではないような気がします。建築とは生き方そのもの。私にとっては趣味の弓道でさえも建築のためなのだと思います。
事務所からほど近い場所に、前からずっと気になっていた住宅があった。
ちょっとデザインを意識した、けれどもスタイルだけを真似したような建築家”風”の住宅はよくあるし、見ればその底の浅さがすぐわかるのだけれど、それは見るからにタダモノではないオーラがあって、正真正銘の建築家住宅という気がした。
誰が設計したのかずっと知りたいと思っていたのだけれど、灯台下暗し。今日大学で、非常勤仲間である塚田修大さんのレクチャーにいきなりその写真が登場して、思わず声をあげそうになってしまった。
塚田さんだったのかぁ!しかも構造も同じく非常勤仲間の大野博史さん。内部の写真が見れて、あの摩訶不思議な外観の意味が初めてわかった。すっきり!
そこを執拗に自分に引き寄せるようにしてモノを作っていたのがジョブズ氏だった.それが人には変人とかエゴイズムと取られることもあったかもしれないけれど,建築やデザインに携わる者にとってこれがどれだけ大切なことか痛いほどよくわかるはずだ.それがジョブズ氏の生き様だった.
2020年オリンピック招致に向けた,新国立競技場コンペの最優秀案が発表になった.当選案はロンドン在住の建築家ザハ・ハディド氏.難しい名前で一般の人には馴染みはないかもしれないけれど,建築を志す者なら知らぬ者はいない世界的な前衛建築家である.
このコンペに関しては言いたいことが山ほどある.なぜ今あるものを壊さなければいけないのか,その財源はどこから持ってくるのか,そのアンフェアな案の募り方など.けれどもそれらを全てここで封印したとして,案の好き嫌いは別にしたとしても,この手の競技場は常に大手事務所による卒ない設計でまとめられてきたことを考えれば,東京にザハの競技場が建つと考えただけでも,一建築家としてはわくわくする気持ちを抑えきれない部分は正直ある.
ところが,この結果を報じるネットの配信ニュースを見るとこうある.
『今後は、ハディドさんとデザイン監修に関する具体的条件を協議し契約を締結後、正式に新国立競技場の基本構想デザインに採用予定。設計チームは、あらためて基本設計、実施設計の設計者をプロポーザルで選定し組まれる』
ちょっと待て.なんだ基本構想デザインって.設計チームはあらためて基本設計,実施設計の設計者をプロポーザルで選定し組まれる,てことはザハは設計をしないのか.じゃあ一体彼女は何をするんだろう?
このくだりを読んでピンと来ない方がいたとしたら,それが今の日本における建築家の立ち位置であり認知度なのだろうと思う.建築家はけっして建築の表皮をデザインする人ではない.お絵描きをする人ではないのだ.景観はもちろんのこと,意匠と構造,予算,機能や設備や心地よさのようなものを総合的に”統合”する役割を担う人のことを差すのである.
その建築家からそれら全てを奪っておいて,数枚のCGパースだけでデザインを選ぶ.つまり「建築家は構造なんてわかってないし,お金の計算もできない.設備や機能のことなんて考えも及ばない人たちだから,体よく格好いいデザインパースだけを描いてもらって,国際オリンピック委員会にアピールしたい」という意図が見え見えなのである.
その後はおそらく”空気が読める”日本の事務所が設計をまとめるのだろう.そしてこのデザインパースによく似た建築ができあがる.でもそれは断じてザハの設計とは呼びたくない.建築家は全てをコントロールしなくてはならないのだ.
私は一建築家として,これ以上の建築家に対する侮辱はないと思っている.建築家を政治に利用しようとする主催者も主催者なら,それに乗っかる建築家も建築家である.そしてその審査委員長が安藤忠雄さんというのも,本当にがっかりさせられる.私は安藤さんに憧れて建築を目指していた部分もあったから,安藤さんにはこういうものに異を唱える人であり続けて欲しかった.
この案を募るタイトルには当初より「国際デザイン・コンクール」とあった.通常設計案を募る場合は「コンペ」と謳うのが通例だから,最初から違和感はあった.でもこれでその違和感がどこから来ていたのかがわかった.それは子供の「お絵かきコンクール」と同じ響きを持つものだったからだ.建築家も地に堕ちたものだと落胆を隠せないでいる.



