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今朝の新聞に,東電の値上げは早くとも9月以降になる見込みとの報道がありました.これは東電側からの正式発表ではありませんが,値上げが少なくとも8月になることはないのかなと,まずはほっとしているところです.
というのも,実は値上げそのものというより,今回の値上げ申請の中には,深夜電力における「5時間通電機器割引の新規申込み中止」という条項が(地味に)盛り込まれていて,これは我々が採用している「土壌蓄熱床暖房(サーマスラブ)」がまさにこれにあたる機器であり,この新規申込みが打切られるということは,事実上将来的にこの機器を採用することは難しくなることを意味するからです.
実際,このサーマスラブは非常に優れた床暖房システムです.通常床暖房はフローリング材の下に敷設しますが,サーマスラブでは基礎コンクリートの下に敷設することで,床材そのものではなく,土壌自体を温めてしまうという型破りなシステムです.
それが何を意味するのか,にわかにはピンと来ないかもしれませんが,そうすることによって従来の蓄熱床暖房と異なり,蓄熱容量が半端なく大きいので,夜に近づくにつれて冷えてしまうこともなく,また「5時間通電機器契約」という特殊な電気契約を結ぶことで,通常では考えられない破格の使用料割引を得ることが可能となります.
実際に敷設したお宅に見学に行ったこともありますが,リビングのみならず,玄関から廊下,トイレに至るまで均質な暖かさになるという,まさにそれまで体験したことのない温熱環境を作り出していました.ただそれを担保しているのが,繰り返すようですが「5時間通電機器契約」という東電の設定した割引メニューの適用であり,それがなくなると単に電気代が高いだけの設備になってしまう恐れもあるのです.
せっかく優れた機器システムと出会ったのに,これを手放さなくてはいけなくなりそうな気配にも残念なのですが,まずは当面採用しているお施主さんを救済しないといけません.
ということで,現在現場が進んでいる,あるいはこれから進むサーマスラブ案件も8月中には前倒しでサーマスラブのための「5時間通電機器契約」を駆け込みで申込むことにしました.値上げが8月に早まったら間に合わなくなるお宅もあったので,前述の通りまずはほっとしたというのが正直なところです.
なお今回は「新規申込みの中止」であり,既にこの契約を結ばれて利用して下さっている方や,今回駆け込みで申し込む方も契約後は,今後もこの料金体系は守られますのでどうかご安心を.
それにしても,前回書いた東電社員さんの話といい,この件にあたってはサーマスラブの会社やその社員さんの行く末についても案じるばかりです.また実際に値上げとなれば悲鳴を上げる家庭や企業も多くなるわけで,フクシマの激震は今なお続いていると言わざるを得ません.
原発を稼働させなくても,自然エネルギーだけで十分にやってゆけるというコメントをよく耳にする.政府の発表はウソばかりだと言っている人もいる.東電にはもっと厳しくすべき,解体すべきだとの過激な声も飛ぶ.
そういう話を聞く度に,その通りだと思ったり,本当にそうなの?と思ったりする.僕にはどこまでが本当で,誰を信じれば良いのか正直よくわからないのだ.
でも,少なくとも今日事務所に来て下さった東電社員さんは悪い人ではなかったし,徹底した合理化で支社の経費は極限まで削られているようだった.給与も減らされ,お子さんには親が東電社員であることを口外しないよう言い含めているという.我が子が無用ないじめを受けないようにだ.
目の前に座っている東電社員さんには何の罪もないのに,大きな罪の意識を抱え頭を下げてまわっている.僕はこの人を前に,大上段に振りかざした正論を吐くことなどできなかった.
個人的な感傷を原発問題に持ち込むつもりはないけれど,東京電力という巨大企業を支えているのは,我々と同じように家庭を持ち,社会貢献を第一に考えている真面目で誠実な社員たちなのだ.少なくとも僕は,東京電力という企業というより,そこで働く人たちを心から応援したいと思う.
地味なお知らせですが,これまで事務所のすぐ隣に借りていた駐車場の契約が先月で切れ,今月より駐車場の位置が変わりました.引き続き事務所の近くではありますが,新しい駐車場位置は以下の地図の通りです.お打合わせ等でいらっしゃる方は,どうかお気を付け下さい.
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今まで借りていた隣の広い駐車場には,どうやら家が建ち始めるようです.
家の南側隣地に建つ家・・・ちょっとドキドキです.自邸を3階建てにしておきながらなんですが,隣は3階建てでないことを祈っている自分がいます.
人間なんて勝手なものです.

今日は蕨市H邸のプレゼンテーションがありました.
上の写真は6/7付けのスタディ模型群の写真.とりあえず,それまでに思いつくあらゆる形とそのプランニングの検討を詰めているプロセス写真でもあります.模型群の中央に鎮座しているのが,この時点で最も良いのではないかと感じていたボリューム.
でもこの時点ではまだプレゼンまで20日も残しています.その間どうしていたかというと,この最も最適解に近いと思えるものを,さらに来る日も来る日も眺めては,ブラッシュアップを繰り返す日々でした.終わりはいつまで経っても見えません.ある日突然気に入らなくなって,全ての作り直しをスタッフに命じたこともありました.
結局巡り巡ってここに帰ってきて,でもまたそこから微妙に窓の位置を動かしたり….下はプレゼンシートに付けたファイナルの模型写真なのですが,この後にもまだ修正が続いています.前日になってもまだ作り直しをしていました.
だから厳密にはどの写真も最終ではないのです.スタッフとしてはいつまで経っても僕のゴーサインが出ないのでずいぶん不安だったに違いありません.最終的には,スタディ模型の量は,この約2倍にはなっていたと思います.
プレゼンではお施主さんに一発で気に入ってもらえました.
「すごい!プロの仕事ですね!!」この言葉に我々がどれだけ救われたか(スタッフYは涙が出そうになったそうです).我々があらゆる可能性を探って,絶対にこれがイイ!と思えるからこそ,自信を持ってプレゼンができるのだとも言えます.
幹線道路に面した狭小角地に建つ「窓の家」.なかなか楽しいファサードを持つ家になりました.もちろんこれは最初の一歩に過ぎず,全てのプロセスはここからはじまります.お施主さんはもちろんですが,何より自分たちが「この家建てたい!」と思えなくては最初の一歩すらもないのだと,今回のプロセスを通じても深く感じました.



