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小高い丘をかけ上がり,そのてっぺんからこんな景色が広がっていたらどうするか.僕なら迷わずDIVE!です.
今日は柏で計画中の住宅のプレゼンがありました.敷地はもともとここではなく,こんな土地もありますよと見せられたのがこの敷地でした.斜面30度.こんなところに好きこのんで家を建てようという人はそうそういないでしょう.本来ならやめましょうと言うところ,是非ここに建てましょう!と言ったのは我々でした.
30度斜面の唯一の踊り場に,わずかばかりの基礎を設け,そこから左右にびゅ~っとやじろべえのように居室を跳ね出させています.以下はエスキース案.構造家と打合せながら,おぼろげながら像を結んだのはこんなイメージでした.
タイトルは,名付けて”DIVE”.
この構想にはさすがのお施主さんもびっくりだったようですが…ともあれ喜んで頂けて良かったです.一方でいろんな問題もあるんですが,まずはじっくり考えて頂いて,計画のゴーサインを頂けるのをお待ちしたいと思います!

昨晩はクリスマス会と銘打って,荻窪にある某隠れ家レストランを貸し切りにし,とびきりのフレンチに舌鼓を打ったのでした.う~ん,満足!
訊かれても,隠れ家ゆえになかなか場所はお教えできないのですが,開店時からのおつきあいもあり,年に何回かはこのようなお招きを頂きます.そして毎回夜が更けるまで,オーナーシェフご夫妻との”オトナの会話”に花が咲くのでした.
このレストラン,フランス料理専門店かと言われるとさにあらず,時に中華,時に和とその時々の趣向にていつも私の胃袋をがっちり捉えて放さないのでした.
この日の会話も盛りあがりました!ここに来ると根っこがはえてしまってなかなか帰りたくなくなるのです.なにより空間がとってもいいんですよね!どなたが設計したんだろ.
百日紅の家のお施主様,昨日はごちそうさまでした!!
建築家は石井秀樹くんで,目的のひとつは去年のOZONEのコンペで負けた小金井の住宅.完成したというので自分とは違うアプローチでどのように建ったのか,目に焼き付けておきたかったのと,同時開催で同じく石井くん設計の東村山の家をそれぞれ見学させてもらいました.
石井くんの住宅は,実際に見学するのははじめて.私が負けたコンペでの印象から彼は”ヤンチャ系”と勝手に命名.マァ,うちのクライアントならきっと許容されないだろうなというディテールや設えが随所にありました.それをして彼は僕からきっと”叱られる”と言っていましたが,そんなことはなく,こういう空間は案外僕は好きなのでした(自分ではやらないけどネ).
建築家の力量が現れるのは,案外狭小住宅のようなスケールがせめぎあう設計なのではないかと勝手に思っています.そういう意味で,平屋で展開した東村山より,僕にはコンペで負けた(と何度でも言う)小金井の方が興味津々でした.そしてチョットばかり意地悪な目でツッこんでやろうとも思っていましたが,これが思いのほか良く出来ていてちょっと悔しかった.正直言ったら,とっても良かった!
でもって僕のチェックポイントはいくつもありました.う~ん,大胆.随所をギリギリのところできわどく納めていました.こわっ.こういうのうちはできないな.でも破綻していないのは力量のなせる業.石井氏おそるべし.(しかしコンペ時から変わりすぎていて当時案の片鱗もなかったゾ.いいのか?)
またできあがった空間に,建築家に負けず劣らず施主も”ヤンチャ系”だったのだなとあらためて実感.確信犯か.そりゃ癒やし系(誰?)は負けるわな.施工はさぞや大変だったでしょうね.でもこういうヤンチャぶり,案外僕は好きなのでした(やらないけどネ).
というわけで,手放しで褒めるのもなんなので,随所に悔しさ感をにじませながらレポートしてみました.そんな石井くんと私は同じ歳.つい一昨日判明したのですが,彼は私を勝手に先輩だと思っていたようです.思えば僕も彼を石井さんではなく”石井くん”呼ばわりだったわけで.そいつは偉そうだったと少し反省.でも結果タメだったからまあいいか.
でも褒めてあげたのに,次石井くんがうちの住宅を見たら容赦なく言いそうです.空気読んでください.今日は見学させて頂きありがとうございました.







