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「建築知識4月号」(エクスナレッジ)が発売となりました。今号では先日川越で竣工した「FP」の現場を密着取材して頂いておりました。掲載の分量もかなりのものです。
それはおいおいご紹介するとして、今回の特集のタイトルです。
このエクスナレッジという会社、とにかくタイトルの付け方がエグいという話は以前書きました。「一生使える」とか「死んでも」だとか、まあ泥臭いのなんの。
もちろん”振り”ですよ?あたりまえじゃないですか。今回リオタデザインがかなりフューチャーされているわけですから、「あの世でも使える」とか「死んでも生き返る」だとか、それを越えるタイトルは欲しいところです。わくわくしますね。
で、結果
普通っ!
あまりに普通のタイトルに吹きそうになりました。そうですかそうきましたか。狙っているのか天然なのか測りかねますが、さすが天下のエクスナレッジ、裏切らない会社です。
で中身です。
今回は建築知識編集部が誇る でこぼこ 名コンビ、西山&峯山(通称N&M’s)コンビが編集を担当しています。今回はいくつかの設計事務所が描く実施図面にスポットを当てるということでしたが、結果的に現場取材も敢行することになり、毎週我々が現場に行くときは必ずコンビのどちらか(時に両方)が我々に同行して下さることになりました。
中でも女性編集者の峯山さんはまだ若くて、「ここはどうしてこうしているかわかる?」という具合に、彼女には自分のスタッフのように現場を教えたつもりでした。そんな峯山さんをベテラン西山さんがサポートする体制でしたが、西山さんが同行しないときの峯山さんの活き活きっぷりの話は、ここでは書かないことにします。
そんな密着取材状態のFPは、いつもとは少し違う現場となりました。思い入れも深いです。帰りにはいつも角のパン屋でお総菜パンを買い、「編集がんばって下さいね」という気持ちで渡していましたが、こちらはあとで請求書をお送りさせて頂きます。


我々の事務所もまだまだ未熟ですが、これまでの蓄積もそれなりにはあります。実施図面にもそんなノウハウを隅々に網羅しているつもりですが、今回は雑誌向けにずいぶんそれをオープンにして公開しています。ご興味ある方は是非手に取ってみて下さい。(うちの関係記事だけで30ページくらいあります)
ちなみに今回、リオタデザイン以外にも3事務所の図面や現場が紹介されていますが、正直言ってウチ以外は皆超大御所事務所です。そこにリオタデザインが肩並べている意味がわかりません。私のせいじゃありません。許して下さい。

そうそう、N&M’sさんとはプレカット工場も行きましたっけね。
その時の記事も載っています。タイトルはと・・えっと、どこかで見たことあるような?
やられました!さすがエクスナレッジです。手段を選ばない。
この泥臭さを私も見習いたいと思います。
西山さん、峯山さんお疲れさまでした!
取材とても楽しかったです。

クライアントが現場に着くなり、
私「ちょっとぉ!中庭見て下さいよ。すごいイイ感じなんですから!」
と、ちょっと前のめりに案内しちゃいました。来月竣工予定の「粕谷の家」の中庭ルーバー。いやぁ格好いいなあ!ヘルツォークのシグナルボックスみたいじゃないですか?と一人で興奮して、相手をおきざりにする私。

この住宅、南側隣地にアパートがあり、アパートの共用廊下からリビングが丸見えになっちゃうんです。そこで目隠し壁を作ったわけなんですが、ただ木を横張りしただけだと通風も遮ってしまうというわけで、一面を通風ガラリみたいにできないかと考えてやったのがこれ。


シンプルな仕掛けだけど、なかなか機能していると思いません?
でしょでしょ?いやーありがとうございます!
クライアントがポツリ。
「あんなに嬉しそうに話している関本さんを初めて見ました」
そうですか?
これがあるから、建築はやめられないんです!

昨日、「FP」オープンハウスを無事終えることができました。
今回はオープンな告知としたこと、観光地である川越市街地からほど近かったこと、春の気配を感じられる季節だったことなど、いろんな要素があったと思いますが、事前の問い合わせも大変多く、来場者も過去最多の57組で、のべだと120人以上は軽くいらしたのではないでしょうか。
嬉しい反面、こんなに来てしまうと我々も対応しきれなくなってしまい、次からはもうちょっとセーブしようかとも考えているところです・・。
ともあれ、昨日は大変賑やかなオープンハウスとなりました。今回はクライアントがオープンな方で、ソファやテーブルなど家具も入れた状態で是非お披露目をとおっしゃって下さったこともあり、今回は異例中の異例、”ほぼ入居”の状態でのお披露目となりました。来場された方は、生活シーンとあわせてこの家のコンセプトをより深く理解して頂けたことと思います。クライアントのご理解とご協力に感謝致します。


今回の住宅は、ご夫婦お二人の住まいであったこと、デザインを生業とするクライアントであったことなどもあり、隅々までクライアントの美意識を反映させた「大人の家」に仕上がったと思います。
シンプルな構成、そして仕上げの素材も最小限に絞り、ディテールの処理もなるべく表に出すぎないように抑制を利かせましたが、来場者の方達には高い施工精度と、それでも随所にちりばめられたさりげないディテールについても高いご評価を頂きました。
特に施工精度に関しては、今回私も「工芸品」と表現しましたが、いつもと同じように見えて全く異なる次元のものです。これはもはや我々の設計の手を離れて、優れた職人さんの手の力に依るところが大きく、いつも以上に作り手の重要性や存在感を強く感じたところです。
奇しくも大工さんも現場でこうおっしゃっていました。
「これは仕事じゃなくて、もはや趣味みたいなもんだ」
仕事をする方が、仕事を離れて「趣味」だと言って頂けるような境地、つまり自分の家や趣味の模型飛行機を作るように、当事者意識を持って仕事に向かって頂ける状態を作ることが、最良の結果に繋がるということも今回あらためて認識した次第です。


またクライアントの”車好き”は、この住宅の個性を大きく担っている部分ではありますが、必ずしもこの家の本質ではないような気もします。
それよりも、クライアントはジウジアーロがデザインしたランチアやパンダを所有されていますが、ジウジアーロのデザインの根底に流れる思想のようなもの、これはクライアントよりお聞きしたことですが『デザインのためのデザインではなく、本質を見極めながら、突き詰めた結果がカタチになる』といったことが、今回の住宅にも流れているような気がします。そういう意味で、今回は「ジウジアーロのような住宅」になった、とも言えるかもしれません。(ちょっとおこがましいでしょうか)

最後はやっぱりお約束の打ち上げ!
クライアントの計らいで、今回の打ち上げのコンセプトは”イタリアン”。おいしいワインも開けて頂きました。いろんな裏話や今だから言える話?に花が咲きました。今回は新しいスタッフも加わり、いつもと少し違う新鮮な会でした。夕暮れの外観もとってもきれいでした。
Sさん、お疲れさまでした。そしてごちそうさまでした!
まだいくつかの宿題も残っていますので引続き通うことになりそうですが、どうか末永くよろしくお願いします!




