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昨日スタッフと仕事納めに焼肉をつつきながら、数日前に新聞に載っていたある偽装建築士の話題となった。僕もはじめこの記事を読んだ時は、さすがにびっくりした。
この人はまずある建築士事務所に、自分が一級建築士だと偽って入社した。そこで4年の実務を積み(ただし設計業務ではない)、大学の建築学科を卒業したと偽って一級建築士を受験して、晴れて資格を取得した。
一級建築士試験は、一定の実務経験年数がないと受験ができない。そればかりか、大学の建築学科など所定の建築教育課程を修めていないと、やはり受験資格が得られない。だからうちのスタッフには学歴の壁に回り道をしながら苦労している者もいるし、一方でうちで地道にキャリアを積みながら受験勉強を続けている者もいる。
この人はその二つとも偽装したというのだから、これは偽装というより詐欺というほかない。しかも、勤めているのならその設計内容について第三者のチェックや監督もできるだろうが、この人は独立して自分の事務所まで立ち上げてしまった。建築教育も受けず、前職でも設計業務に関わっていないのにもかかわらずだ。これはハンドルも握ったことがない人が、いきなり公道に飛び出すようなものである。こんなに怖ろしいことはない。
それにしても受験にあたっての学歴のチェックも厳しいはずなのに、どうしてすり抜けてしまったのだろう。謎だ。発覚して本当に良かったと思う。
◇

来月の竣工に向けて臨戦体制に入った「しだれ桜の家」の現場。片隅では佐々木棟梁と担当の牛島がなにやらモメている。やれ納まるとか納まらないとか。
この佐々木棟梁に現場に入って頂くのは、これで既に4件目だろうか。もうすっかりおなじみのはずなのに、毎回現場に行くたびに怒られる。怒られなくとも、いつも聞こえよがしに文句を言われる。難しい設計にしやがって。これまでで一番大変だよ!と。
それを聞くと僕はいつも嬉しくなってしまう。性格が悪いかもしれないけれど、現場で職人さんが苦労している姿を見るのはなかなか悪くない。これは建築家のS(サディスト)としての側面。こっちとしてはそれなりの挑戦状を叩きつけたわけだから、それなりにもがいてもらわないと。簡単な現場だなんて言われるのは心外である。
一方で難しい敷地や、お施主さんから無理難題を持ちかけられると、よせばいいのに喜んで受け入れてしまう。これは建築家のM(マゾヒスト)としての側面。
建築は最初のハードルの設定が高ければ高いほど素晴らしいものができる。それが経験的にわかっているから、より困難な道を求めて突き進んでしまうのだろう。困難の先には常に達成感と高揚感が待っている。それはひとつの麻薬のようなものかもしれない。

小高い丘をかけ上がり,そのてっぺんからこんな景色が広がっていたらどうするか.僕なら迷わずDIVE!です.
今日は柏で計画中の住宅のプレゼンがありました.敷地はもともとここではなく,こんな土地もありますよと見せられたのがこの敷地でした.斜面30度.こんなところに好きこのんで家を建てようという人はそうそういないでしょう.本来ならやめましょうと言うところ,是非ここに建てましょう!と言ったのは我々でした.
30度斜面の唯一の踊り場に,わずかばかりの基礎を設け,そこから左右にびゅ~っとやじろべえのように居室を跳ね出させています.以下はエスキース案.構造家と打合せながら,おぼろげながら像を結んだのはこんなイメージでした.
タイトルは,名付けて”DIVE”.
この構想にはさすがのお施主さんもびっくりだったようですが…ともあれ喜んで頂けて良かったです.一方でいろんな問題もあるんですが,まずはじっくり考えて頂いて,計画のゴーサインを頂けるのをお待ちしたいと思います!






