傾斜のある道路に面した、角地に建つ小さな中庭を持つ住宅です．
建物全体をスキップフロアとして動線を回遊させながら、半地下空間からダイニングやリビング、ロフト、そして屋上テラスまで6層にまたがる複雑な内部構成となっています．諸室は中庭をコアとして採光や通風を取り入れながら、外部に対しても眺望のための窓を随所に設けました．

半地下の空間はシアタールームとし、建て主の持つ膨大なDVDのアーカイブが納められています．内部の仕上げはシナベニヤで統一され、外装はランダム張りとした板金張りとしています．シンプルな設えの中にも、熟練の職人の手仕事によって丁寧に納められた各所の納まりも見どころの一つです．

所在地：埼玉県狭山市
用途地域：第一種低層住居専用地域
構造：木造在来工法 地下1階・地上2階建て＋ロフト
敷地面積：112.40㎡ /34.00坪
建築面積：67.24㎡ /20.34坪
法延床面積：
82.05㎡/24.82坪 ※地下室・ロフト含まず
120.98㎡/36.59坪 ※地下室・ロフト含む
温熱性能：
外皮平均熱貫流率 UA=0.58 W/㎡K
断熱等性能等級5（6地域・狭山市）

設計期間：20/12-22/01
工事期間：22/03-22/11
施工：堀尾建設
植栽：小林賢二（小林賢二アトリエ）
撮影：新澤一平

傾斜のある道路に面した、角地に建つ小さな中庭を持つ住宅です．
建物全体をスキップフロアとして動線を回遊させながら、半地下空間からダイニングやリビング、ロフト、そして屋上テラスまで6層にまたがる複雑な内部構成となっています．諸室は中庭をコアとして採光や通風を取り入れながら、外部に対しても眺望のための窓を随所に設けました．

半地下の空間はシアタールームとし、建て主の持つ膨大なDVDのアーカイブが納められています．内部の仕上げはシナベニヤで統一され、外装はランダム張りとした板金張りとしています．シンプルな設えの中にも、熟練の職人の手仕事によって丁寧に納められた各所の納まりも見どころの一つです．