大和田の家

大和田の家

home > これまでの仕事 > 大和田の家 [ 2017 ]


クリックで写真の「戻る」「進む」
imgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimgimg

prev

next

next

_

本計画は歴史あるお寺の境内に立つ,庫裏の計画です.庫裏とは古くはお寺の台所,転じて住職やそのご家族がお住まいになる場所のことを差し,個人住宅ではなく,あくまでお寺の施設の一部という位置付けの建物になります.

ただ庫裏といえども,住職とそのご家族の生活が快適に保たれるようなプライバシーの確保と,住まいとしての機能を十分に果たすことが第一です.形式的な和風建築にすること自体には意味がなく,時代性も踏まえた現代の庫裏が求められると考えました.

工期には約11ヶ月もの期間が費やされました.そこに使われている素材には華美なものはひとつもありませんが,現代の知恵と労力の結集としての庫裏は,地域や檀家の方にも広く受け入れられるものになると思います.

所在地:埼玉県
用途地域:市街化調整区域
構造:木造在来工法 地上2階建て+ロフト
敷地面積:7712.84m²/2333.13坪
建築面積:120.72m²/36.51坪
法延床面積:200.49m²/60.64坪
      ※ロフト・駐車場含まず
      246.43m²/74.54坪
      ※ロフト・駐車場含む
設計期間:15/04-16/01
工事期間:16/03-17/02
施工:堀尾建設
植栽:湊眞人(耕水)
撮影:新澤一平
作品一覧ページへ戻る

本計画は歴史あるお寺の境内に立つ,庫裏の計画です.庫裏とは古くはお寺の台所,転じて住職やそのご家族がお住まいになる場所のことを差し,個人住宅ではなく,あくまでお寺の施設の一部という位置付けの建物になります.

ただ庫裏といえども,住職とそのご家族の生活が快適に保たれるようなプライバシーの確保と,住まいとしての機能を十分に果たすことが第一です.形式的な和風建築にすること自体には意味がなく,時代性も踏まえた現代の庫裏が求められると考えました.

工期には約11ヶ月もの期間が費やされました.そこに使われている素材には華美なものはひとつもありませんが,現代の知恵と労力の結集としての庫裏は,地域や檀家の方にも広く受け入れられるものになると思います.

仕事一覧ページへ戻る