蛍沢の家
home > これまでの仕事 > 蛍沢の家 [ 2017 ]
小さな沢に面した敷地に建つ週末住宅です.前面の敷地が前傾斜となっているため,窓からは水平の広がりのみならず,上下にも開放的な視界が広がります.計画ではこの絶景とも言うべき視界を積極的に室内に取りこみつつも,冬期の厳しい寒さにも十分に耐えられる性能を担保しています.
眺望を一望するリビングの一角に設置された薪ストーブは,吹き抜けによってほぼワンルームにつながった室内空間を一体化して温めます.同時に,吹き抜けを伴った抜けのある空間は,家族同士もまたゆるやかにつなぎ留める役割を果たしています.
随所に設けた小空間は,週末に訪れたご家族が思い思いの時間を過ごすことをイメージしています.森の中に建つ家らしく内装にはすべて木が使われていますが,山小屋のような陰鬱さではなく,明るく軽やかな家となるよう各所を繊細に納めました.自然との穏やかな時間を過ごすための森の家です.
所在地:長野県軽井沢町
用途地域:区域区分非設定
構造:木造在来工法 地上2階建て
敷地面積:814.55m²/246.40坪
建築面積:84.49m²/25.55坪
法延床面積:107.93m²/32.64坪
設計期間:16/04-16/12
工事期間:17/02-17/12
施工:巴組
撮影:新澤一平
小さな沢に面した敷地に建つ週末住宅です.前面の敷地が前傾斜となっているため,窓からは水平の広がりのみならず,上下にも開放的な視界が広がります.計画ではこの絶景とも言うべき視界を積極的に室内に取りこみつつも,冬期の厳しい寒さにも十分に耐えられる性能を担保しています.
眺望を一望するリビングの一角に設置された薪ストーブは,吹き抜けによってほぼワンルームにつながった室内空間を一体化して温めます.同時に,吹き抜けを伴った抜けのある空間は,家族同士もまたゆるやかにつなぎ留める役割を果たしています.
随所に設けた小空間は,週末に訪れたご家族が思い思いの時間を過ごすことをイメージしています.森の中に建つ家らしく内装にはすべて木が使われていますが,山小屋のような陰鬱さではなく,明るく軽やかな家となるよう各所を繊細に納めました.自然との穏やかな時間を過ごすための森の家です.