トンガリの家

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home > これまでの仕事 > トンガリの家 [ 2014 ]


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ショートケーキの先端を切り落としたような,その三角敷地へのプランニングは,まさに格闘というに相応しいものでした.敷地の先端からは遙か多摩丘陵までを見通すことができ,計画においてはまずこの眺望を取りこみ,またこの変形地ならではの合理的な形と架構を追い求めました.

屈曲した屋根架構には立体プレカットを導入し,その複雑なフォルムを板金仕上げによって包んでいます.角度を振られた壁や屋根面はまた,焦点を喪失させ,不思議な視覚的効果を室内にもたらしています.

トンガリの先端に設けたアクリルのアートワークは、美術家の廣瀬智央氏とのコラボレーションによるものです.随所に設けた遊びの空間や設えの数々も、この住宅の魅力の一部です.

所在地:東京都日野市
用途地域:第一種低層住居専用地域
構造:木造(在来工法)地上2階建て
敷地面積:120.50m²/36.45坪
建築面積:50.50m²/15.27坪
法延床面積:94.81m²/28.68坪
設計期間:12/12-14/02
工事期間:14/04-14/10
施工:小林
構造設計:山田憲明(山田憲明構造設計事務所)
植栽:湊眞人(耕水)
アートワーク:廣瀬智央
アートワーク協力:小山登美夫ギャラリー
照明監修(一部):梅田かおり(StudioLUME)
撮影:新澤一平
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ショートケーキの先端を切り落としたような,その三角敷地へのプランニングは,まさに格闘というに相応しいものでした.敷地の先端からは遙か多摩丘陵までを見通すことができ,計画においてはまずこの眺望を取りこみ,またこの変形地ならではの合理的な形と架構を追い求めました.

屈曲した屋根架構には立体プレカットを導入し,その複雑なフォルムを板金仕上げによって包んでいます.角度を振られた壁や屋根面はまた,焦点を喪失させ,不思議な視覚的効果を室内にもたらしています.

トンガリの先端に設けたアクリルのアートワークは、美術家の廣瀬智央氏とのコラボレーションによるものです.随所に設けた遊びの空間や設えの数々も、この住宅の魅力の一部です.

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