白岡の家
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のどかな白岡町の住宅地の中にある敷地.クライアントの育ったこの土地の周囲には古くから知る人の住む地縁ある土地でもあります.この土地にあらたに建つ家のありかたを考えた時,この地域性といかにゆるやかに結びつけるかということは大きなテーマになりました.
また一方で,クライアントが町内で営まれる鍼灸院の別院(特別治療院)を併設するにあたっては北側の通りからの見え方や,つながり方にも配慮する必要があると考えました.こうした考えから,不定形をした掴み所のない敷地に南側に住宅,北側に特別治療院を渡り廊下で接続し,連続的に配置させています.この配置により住宅の諸室はほぼ全てが南側に正対し,最も効果的な日照と通風条件を確保することが可能となりました.
庭とダイレクトにつながるダイニングからは,外部デッキと直接つながる生活を実現し,またダイニングからスキップさせた”くつろぎの間”からは,吹き抜けにより2階のスタディコーナーとのつながりを持たせています.ほどよい距離感で家族がつながり,ご近所との距離感を保ちながら,よりアクティブに外部にひらいた住宅です.
所在地:埼玉県白岡町
用途地域:第一種住居地域
用途:鍼灸院併用住宅
構造:木造 地上2階建
敷地面積:405.16m²/122.56坪
建築面積:93.67m²/28.33坪
法延床面積:136.11m²/41.17坪
設計期間:11/06-12/02
工事期間:12/04-12/09
施工:藤建設工房
撮影:後関勝也(バウハウスネオ)
のどかな白岡町の住宅地の中にある敷地.クライアントの育ったこの土地の周囲には古くから知る人の住む地縁ある土地でもあります.この土地にあらたに建つ家のありかたを考えた時,この地域性といかにゆるやかに結びつけるかということは大きなテーマになりました.
また一方で,クライアントが町内で営まれる鍼灸院の別院(特別治療院)を併設するにあたっては北側の通りからの見え方や,つながり方にも配慮する必要があると考えました.こうした考えから,不定形をした掴み所のない敷地に南側に住宅,北側に特別治療院を渡り廊下で接続し,連続的に配置させています.この配置により住宅の諸室はほぼ全てが南側に正対し,最も効果的な日照と通風条件を確保することが可能となりました.
庭とダイレクトにつながるダイニングからは,外部デッキと直接つながる生活を実現し,またダイニングからスキップさせた”くつろぎの間”からは,吹き抜けにより2階のスタディコーナーとのつながりを持たせています.ほどよい距離感で家族がつながり,ご近所との距離感を保ちながら,よりアクティブに外部にひらいた住宅です.