毎年記録的猛暑を記録する地域に建つ住宅として，快適な住環境を保つための通風や採光のコントロール，そして密集した住宅地とは異なるゆるやかな地域性の中で開放性とプライバシーの折り合いをいかにつけるかに苦心した住宅です．

ビルトインガレージのアプローチから敷地周囲にぐるりとまわした外壁は，その内側にゆるやかな開放感をもたらし，その外側には内側の気配を幽かにこぼします．日中はカーテンを閉じることなく，また中庭に面した浴室からは開放的な入浴を楽しむこともできます．

キッチン，リビングを中心にすべての空間がつながり，家族の気配がどこにいても伝わってきます．趣味の自転車のために玄関土間を広く取り，ディスプレイや整備ができるスペースも確保しています．

所在地：埼玉県熊谷市
用途地域：第一種低層住居専用地域
構造規模：木造，地上２階建て
敷地面積：165.59m²/50.09坪
建築面積：80.97m²/24.49坪
延床面積：117.40m²/35.51坪
設計期間：08/04-09/03
工事期間：09/05-09/11
施工：堀尾建設
植栽：湊眞人（耕水）
撮影：後関勝也（バウハウスネオ）

毎年記録的猛暑を記録する地域に建つ住宅として，快適な住環境を保つための通風や採光のコントロール，そして密集した住宅地とは異なるゆるやかな地域性の中で開放性とプライバシーの折り合いをいかにつけるかに苦心した住宅です．

ビルトインガレージのアプローチから敷地周囲にぐるりとまわした外壁は，その内側にゆるやかな開放感をもたらし，その外側には内側の気配を幽かにこぼします．日中はカーテンを閉じることなく，また中庭に面した浴室からは開放的な入浴を楽しむこともできます．

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