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DNA/Spiral |
100年以上の歴史を持つこの動物園に過去の歴史や動物の記憶(DNA)と同時に、未来へとつながるようなモニュメントを作りたい。
そんな想いから、はじめに考えたのは二重螺旋構造。これなら上部の踊り場で折り返して登りと下りの動線を分離できる。しかし問題は構造。絵だけならいくらでも描けるけれども、実際に学生でも短期間で建設が可能なように全体を納めていかないといけない。この規模の塔の場合一番重要なのはおそらく階段部分だ。階段の造作は非常に手間がかかる。一番ロスを少なく、できれば階段そのものが主体構造になるような形はないだろうか...。
そこで一つ思いついたのが「扇子」構造。ひとつひとつ束ねたステップを、中心を軸にして広げていったらどうだろう?というわけで奥さんに頼んだ模型材料の到着を待って一気に模型を立ち上げていった。
ちなみに僕は昔からそうなのだが、スケッチよりも図面よりも先にまず模型を作る。そしてそれを見ながら図面を描く。(順番が逆だといつも言われていました...。)
これは審査員の講評(Official Recordより抜粋)。
「最もスタディが詰められた案の一つである。考え抜かれ、明快な構造だ。動線の問題もシンプルに解決し、機能的な塔を構成している。ただ、このむき出しの構造はやや単調で、不格好な印象を与えているのが唯一残念。しかし、全体的には非常に明確で実現性に富んだデザインであると言える。」
日本の設計事務所での修行の成果か、みっちり描き込んだディテールは他を圧倒していたらしく、講評でもやたらとディテールを誉められた。ちなみに一等のフィンランド人は、コンペ中に話をしていた時にはまだ手をつけておらず、残りの4日くらいで仕上げたらしい。(スゴイ!)
塔は春先に完成予定ですが、まず無理でしょう(笑)。日本に帰る前に完成が見れるといいのですが...。
近々スタジオが始まります。
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コンペ条件など
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敷地
コルケア島動物園の高台
白樺のある直径10mのエリア内
高さ
7m以上、10m以内
革新的な木の使用法であること!
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コンペ結果
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| 1st Prize |
KUPLA |
Ville Hara (実施案) |
| 2nd Prize |
SAURUS |
Juho Gronholm |
3rd Prize
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SEEPRA |
Jani Ristimaki |
| Purchase |
KINDER |
Jarkko Rauvanlahti |
| Purchase |
DNA/Spiral |
Ryota Sekimoto |
| Purchase |
intervision |
Armand Paardekooper |
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| - 敷地写真 - |
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| 中央のサークル部に建設される。 |
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高台からの眺め
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| - 講評風景 - |
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↑1等のVille案。画像が悪くて
すいません |
| ←僕のプレゼンボード |
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| 1等案・Kupla (Buble) |
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