サイトを10年ぶりにリニューアルしました.
リニューアルにあたってのデザインは,石曽根昭仁さんが担当してくださいました.
この一年石曽根さんと共に進んでは止まり,止まっては進むを繰り返しながら,自分が進んできた道を振り返り(過去),現在の足下を見つめ直し(現在),これからどう歩んでいこうか(未来)ということを考えていました.
リニューアルにあたっては様々な選択肢がありました.いろいろな方が様々な提案をしてくださいましたが,最終的に選んだのは自分が共感できるデザイナーさんに直接依頼するという方法でした.住宅に例えれば,ただ壁紙を張り替えるだけのリフォームでも,「新築そっくりさん」的なお手軽な全面改装でもなく,手間も時間もかかる最も非効率な方法を選んだわけですが,私の仕事がそうであるように,また我々に依頼するクライアントの価値観がそうであるように,全く何の抵抗も後悔もなく,終わってみるとただただ楽しかったというのが率直な感想です.
そのプロセスで,私は我々のクライアントの立場や心理を追体験させて頂くという貴重な経験もさせて頂きました.一体どんな感じになるのだろうという期待感や,モヤモヤしていたものに形が与えられた瞬間の感動などは私にとってはじめての体験でした.またいつも我々が気持ちよく仕事ができるように,クライアントの方々がいかにお気遣いを下さっていたかということもまた身に染みて良くわかりました.
また,自分とはある意味タイプの異なる石曽根さんの仕事にもまた多くの刺激を頂きました.デザイナーにとって考えていることが思うように形にならない時ほど苦しいものはありません.そんな時にも安易な妥協をしないでデザインと向き合い続ける意志の強さもまた,今回の石曽根さんのお仕事から学ばせて頂いたことです.
さてリニューアルしたサイトはいかがでしょうか?
きっとそれまでのサイトに慣れ親しんだ方には,最初はいろいろ違和感もあるかと思います.好意的に受け止めてくれる方もいれば,そうでない方もいらっしゃるかもしれません.けれどもリオタデザインの建築に共感してくださる方であれば,そのコンテンツのどれもがしっかりと既存のサイトを引き継ぎ,リオタデザインの思想や作風を色濃く反映しているものだということに気づいてもらえると思います.
サイトの世界ではSEO対策ということが良く言われます.しかし一方では,検索のランキングを上げるためのテクニックに終始するがゆえに,最近はどれもステレオタイプで画一的なサイトばかりになってしまいました.私も最初はそういうことを意識しないといけないのかとも思っていましたが,そのうちにSEOなんてどうでもいいと思うようになりました.1000人の無関心な人に届くより,目の前のたったひとりに届くサイトを石曽根さんと目指しました.
これからも少しずつコンテンツを増やしてゆく予定ですので,どうか新しいサイトと共にリオタデザインを今後ともどうかよろしくお願いします!
リニューアルにあたってのデザインは,石曽根昭仁さんが担当してくださいました.
この一年石曽根さんと共に進んでは止まり,止まっては進むを繰り返しながら,自分が進んできた道を振り返り(過去),現在の足下を見つめ直し(現在),これからどう歩んでいこうか(未来)ということを考えていました.
リニューアルにあたっては様々な選択肢がありました.いろいろな方が様々な提案をしてくださいましたが,最終的に選んだのは自分が共感できるデザイナーさんに直接依頼するという方法でした.住宅に例えれば,ただ壁紙を張り替えるだけのリフォームでも,「新築そっくりさん」的なお手軽な全面改装でもなく,手間も時間もかかる最も非効率な方法を選んだわけですが,私の仕事がそうであるように,また我々に依頼するクライアントの価値観がそうであるように,全く何の抵抗も後悔もなく,終わってみるとただただ楽しかったというのが率直な感想です.
そのプロセスで,私は我々のクライアントの立場や心理を追体験させて頂くという貴重な経験もさせて頂きました.一体どんな感じになるのだろうという期待感や,モヤモヤしていたものに形が与えられた瞬間の感動などは私にとってはじめての体験でした.またいつも我々が気持ちよく仕事ができるように,クライアントの方々がいかにお気遣いを下さっていたかということもまた身に染みて良くわかりました.
また,自分とはある意味タイプの異なる石曽根さんの仕事にもまた多くの刺激を頂きました.デザイナーにとって考えていることが思うように形にならない時ほど苦しいものはありません.そんな時にも安易な妥協をしないでデザインと向き合い続ける意志の強さもまた,今回の石曽根さんのお仕事から学ばせて頂いたことです.
さてリニューアルしたサイトはいかがでしょうか?
きっとそれまでのサイトに慣れ親しんだ方には,最初はいろいろ違和感もあるかと思います.好意的に受け止めてくれる方もいれば,そうでない方もいらっしゃるかもしれません.けれどもリオタデザインの建築に共感してくださる方であれば,そのコンテンツのどれもがしっかりと既存のサイトを引き継ぎ,リオタデザインの思想や作風を色濃く反映しているものだということに気づいてもらえると思います.
サイトの世界ではSEO対策ということが良く言われます.しかし一方では,検索のランキングを上げるためのテクニックに終始するがゆえに,最近はどれもステレオタイプで画一的なサイトばかりになってしまいました.私も最初はそういうことを意識しないといけないのかとも思っていましたが,そのうちにSEOなんてどうでもいいと思うようになりました.1000人の無関心な人に届くより,目の前のたったひとりに届くサイトを石曽根さんと目指しました.
これからも少しずつコンテンツを増やしてゆく予定ですので,どうか新しいサイトと共にリオタデザインを今後ともどうかよろしくお願いします!
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