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デスク前

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sekimoto

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> 子ども



打合せで先方に小さい女の子がいたりすると,打合せ終わりにそっと”ラブレター”を渡されることがある.

開いてみると折り紙が入っていたり,「1ねん3くみになりました」という”報告”だったりと実に微笑ましい。こうしてデスク前に張り付けて、いつも元気をもらっている。

女の子に限らずとも、自分の親が何時間も話し込んでいて、そして家庭内でもちょくちょく話題に上がっている(であろう)我々の存在は、単なるお客さんではないとは思ってもらえているのかもしれない。

我々との家づくりを通して、少なくとも「大工さん」だけではなく、「設計する人」という職業があることを知ってもらえたら光栄だし、将来はそういう仕事がしたいと思ってもらえたらもっと嬉しい。

ちなみに、「いっすんさきはやみ」「いっすんのむしにもごぶのたましい」という標語は息子が書いたもので、今もなお社是としている。