Finland通信



番外編-2

アルヴァー・アールト
木製模型製作ワークショップ

in
江古田・日大芸術学部


講師: Jari Jetsonen (ヤリさん)
特別講議  
ワークショップ 

 7/4 - 7/8
 7/24 - 8/8



フィンランドの木製模型製作の第一人者で、写真家でもあるヤリさんのアールトの住宅模型製作ワークショップ。今回はヤリさんの助手兼通訳として参加することとなりました。
今回の素材は「木」。スチレンボード模型には慣れている学生達もさすがに戸惑いを隠せません。実際に木工のカリキュラムを持たない理工系の学生には特に刺激になったようです。
「台風」の様なヤリさんに振り回されながらも、ユニークな模型が次々と立ち上がっていきました。


 チームは全部で6班。

 ・Aalto's Own House and Studio
  日大理工+杉野女子大
 ・Maison Carre (Site)
  日大芸術
 ・Maison Carre (Section)
  日大芸術
 ・Experimental House (Site)
  日大生産工
 ・Experimental House (Section)
  東京芸大
 ・Villa Skeppet
  日大芸術

巨大な敷地模型や精巧なミニチュア家具、無垢の木による地形模型やユニークな断面模型など、各班とも個性豊かな表現でアールトの小住宅群を立ち上げてゆきます。残された数少ない資料と写真、そしてヤリさんの記憶だけをたよりに積み重ねられるスタディ。今回の大きな収穫の一つはそうしたスタディによって、一見地味にも思えるアールトの手法を一つずつ反芻できた所にもあるように思います。

最初は腰が引けていた学生達も陽気なヤリさんのペースにすっかりはまり、ヤリさんもまた今回の長期滞在でだいぶ日本語が上達し、最後は夜通し江古田の街を学生達と飲み歩いてフィンランドへと帰っていきました。
最後にヤリさんから学生達への手書きのディプロマ、

「ありがとう。ヤリがとう。槍(やり)」

ちなみに「ヤリがとう」というのはフィンランド語で「ヤリは遠くに行く」という意味もあるそうです。




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