カーポート問題というのがありますね。

駐車場に屋根を架けたいという気持ちはわかるけど、折角作った住宅の前にデンッと既製のカーポートを置かれるのはやはり萎えます。もちろん建て主さんもそれは本心では望んでいない。でも製作で作るとすごく高いものになってしまう。やっぱカーポートは必要悪!?

これが世に言うカーポート問題。(言わないか)

ちょっとそんなことをずっと考えていて、これは構造家の山田憲明さんのところに行ったついでに雑談しながら設計したカーポートです。

鉄骨柱を4本立てたらあとは全部大工工事。材はツーバイ材(2×8)しか使いません。さすがに既製のカーポートのほうが安かったけれど、差額は約15万円でした。だったらこっちでやりましょう!と建て主さんにはご理解を頂いたのでした。

今日行ったらカーポートの全容が見えていてちょっと感動。屋根もちゃんと葺かれます。これは行田で進めている「さつきの家」にて。住宅を含めはやく全体を見せたい!かなりイイ感じです。


竣工写真をアップしました。
5月に竣工した「路地の家」と、9月に竣工した「DECO」の2件になります。

路地の家
http://www.riotadesign.com/works/17_roji/#wttl
DECO
http://www.riotadesign.com/works/17_deco/#wttl

いずれも写真は新澤一平さんになります。

路地の家は、狭い路地に開いた街と一体化する住宅の試みと、3層吹き抜けの本棚という大仕掛けのある家です。DECOは郊外の住宅地に建つ、ハイサイドライトから光を導いた端正な住宅です。

いずれも、建て主さんの住まい方が素晴らしく、撮影時も大きく物を移動することはありませんでした。前回の大和田の家同様、建て主さんのセンスが光る家です。

どうかじっくりとご覧下さい!


以前、タニタハウジングウェアさん主催の「屋根のある建築作品コンテスト」の住宅部門において、「緩斜面の家」で優秀賞を受賞したことをブログで書きましたが、土曜日はその授賞式がありました。

ところが、当日私は別に北欧建築・デザイン協会主催のクリスマスパーティがあり、私は企画の総責任者ということもあり、どうしても授賞式に出席することが適いません。

どうしよう!ああ、こんな時に自分のコピー人間がいれば…。

ということで、スタッフの矢嶋くんに私のお気に入りの水玉シャツを着てもらい、本人として授賞式に列席してもらうことに。この替え玉作戦がまんまとはまり、「関本=水玉シャツ」と思っている多くの方には全く気づかれませんでした。

…というのはまっかな嘘で、審査員の伊礼さんには思い切りツッコまれたようです笑。でもスタッフが私の水玉シャツを着てきたということで、会場は大盛り上がりだったとか。ヨカッタ!


週明けに列席したスタッフより、受賞の盾と副賞?の”蝶ネクタイ”を渡されました。この蝶ネクタイ、どんなのかと言いますと、


なんと、タニタハウジングウェアさんの商品で、私も試作に関わったensuiというくさり樋でできた蝶ネクタイ!さすがタニタさん、ユーモアが効いています。

これ、オリジナルはnugi-tiechoという、手ぬぐいを蝶ネクタイにするという蔵堂さんが出しておられるアイテムなんですね。蔵堂さんというのも、雑貨屋さんではなくて居藏さんという方がやっておられる工務店さんだという、これもまたユニークな話なのですが。

ということで、あらためて水玉シャツとensui蝶ネクタイを身につけ、盾を手にパチリ!タニタハウジングウェアさん、また伊礼さんをはじめとした審査員の皆さま、素晴らしい賞を本当にありがとうございました!


今年2月に竣工した「大和田の家」の写真をサイトにアップしました。撮影は新澤一平さん。今回も素晴らしい写真を押さえて頂きました。

大和田の家
http://www.riotadesign.com/works/17_owada/#wttl

大和田の家はご縁あって、お寺の庫裏として計画させて頂いたものです。写真だけを見たら、とてもお寺の庫裏とは思えないかもしれません。とてもモダンなセンスをお持ちの方でしたので、法的な様々な壁はありましたが、建て主さんとの呼吸はぴったりでした。我々にとっても幸せなお仕事だったと思います。

どうか写真に写っている様々な家具や生活用品まで、じっくりとご覧下さい。もちろんコーディネーターは一切入っていません。家具についてもテーブルサイズについて相談を受けたことはありましたが、選定はすべて建て主さんが自ら行われています。

曰く、自分の大好きな家具が置ける家にしたかったのだそうです。そりゃ家具選定も楽しいですよね笑


私は相談を受ければ助言はしますが、基本的には家具は建て主さんに自由に選んで頂いています。家具は家族と同じで、個性そのものだと思うからです。

ドラマに出てくるようなイケメン家族設定(つまりプロのコーディネートという意味ですね)にすることもできますが、そこに住むご家族が自分で選んだ家具で住まわれるということが、住宅にとっては大切なことなのではないかと思います。

そうでなければ、まるでドラマの舞台セットの中で生活するようなことになってしまいますよね。また言うまでもなく、家は建築家の作品集のために建てるものでもありません。


もっとも、こういう”トップランナー建て主”さんがボトムを引き上げてくれるので、これが他の建て主さんの刷り込みになり、何も言わなくとも撮影時にはこういう状態になっている、というワケでもあるのですが笑。これは、リオタデザインが長年積み上げてきたものかもしれません。

でもきっと建て主さんにとっては、これが無言のプレッシャーになっていることは想像に難くありません…。

大和田の家
http://www.riotadesign.com/works/17_owada/#wttl

関本さんはいつ仕事しているの?とよく聞かれます。なんだか、チャラチャラとイベントばっかりやっていると思われるといけないので、ここで書いておこうと思います。

私が抱える仕事は、本業の設計以外にも、ブログでもよく告知している頼まれたセミナーの講師だったり、SADIという団体での企画の取りまとめ役だったり、アールトイベントの事務局を仲間とやっていたり、一方では大学の非常勤講師もやっていたり、傍で原稿を書いたり、雑誌の企画協力をしていたりもします。この間までは同窓会の幹事もしていました。そしてブログの更新…。

言うまでもなくですが、人に与えられた時間は一日24時間しかなく、一週間は7日しかありません。でも人は隙間の時間というものが意外と多く存在します。電車の移動時間だったり、テレビを見ていたり、ぼうっとしている時間だったり。

そういう時間を無駄にしないで、テトリスのようにピッタリ隙間なく使ってゆくと、おそらく人の二倍の仕事はこなせるようになります。もちろん睡眠時間は削らずにです。私は寝ないとダメなタイプなので、毎日7時間は睡眠時間を確保するようにしています。

もう一つ心がけていることは、自分にしかできないことをやることです。自分じゃなくてもできることは、人にやってもらうということが一番です。その場合の鉄則は、自分と同じかそれ以上の能力を持った人を選ぶこと。そうでないと、逆に仕事を増やすことになります。

今うちの事務所には有能な人材が集まっていますので、私の使える時間はどんどん増えています。そしてもちろん、本業である設計や現場監理は要ですので、私も一番多くの時間を割いています。

私は前述の個人仕事(ソロ活動と呼んでいます)をこなしながら、週3〜4日の現場監理もスタッフと一緒になるべく行くようにしています。スタッフとの図面打合せも濃厚にやっています。

スタッフが進めた仕事も、設計で私が与り知らぬ所は一つもないようにと思い努力しています。クライアントへの対応ももちろん私の役割です。それこそが、リオタデザインの生命線ですから。

と、これを大学に向かう電車の中で書き上げ更新します。

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